オタと非オタって既にもうお互い不可視なんじゃないか
まあ僕もきっと世に言うオタクの一人であって、実際長い間
世間から差別されても別に良いのでないか。どうせ、差別的なことを言い放つ連中が現実に実効性のある排斥行動を起こすとは思えない*10し、アキバ系程度の「深刻さ」では撤去しようにも社会的な損得の採算が合わないだろう。
くらいの気持ちで今まで生活してきて何の問題もないのだけども。で、
ということで、オタクもオタク・バッシング派も、お互いに干渉し合わないことで予定調和達成かもよ。
こういうことって、実生活ではきっともうずっと昔から起こっていたんじゃなかろかと思う。そうでもなきゃ、例えば腐女子の生活実態暴露漫画であるところの「となりの801ちゃん」も、これほど話題にならなかったのではないか。そしてたぶんそうしたディスコミュニケーションから引き起こされたのであろう、世間でのイメージと実態との激しい乖離なんかがまたオタを苛立たせたりもするんじゃなかろか。
いや、まあそれはともかく。
理解できんものは「そっとしておく」というのは、とてもエレガントな、良いやり方だ。そこには同意するんだけど、その結果お互いがお互いにとって「不可視の存在」になってしまってはなんかつまらん、と言いたいのだった。
ちょっとくらいは軋轢しようぜ。