プレゼンにおける目次の効用


東大で学んだ卒論の書き方★論文の書き方


 はてブで大人気の上記サイトの著者は、目次有害論者だそうだ。


 僕はどうしているかというと、

  • 短いプレゼンでは目次は邪魔なので使わない。
  • 長いプレゼン(30分以上が目安)では、積極的に使う。
  • 提示するデータが多岐にわたる場合にも、目次を使う。
  • 目次を使う場合には、目次で示した区切りのたびに、これから話す部分を強調した形で、目次を再掲する。


 と、いう感じ。


 押井守信者の僕は、映画のなかに含まれるセリフの無い時間が、とても大事だと思っている。観客が色々なことに思いを馳せたり、考えたりする時間。途切れの無いダイアローグ、途切れの無いアクションは、逆に観客を飽きさせてしまい、だらだらした印象を産む。


 僕はプレゼンに入れる目次にもそんな機能を期待している。データに次ぐデータ、疑問に次ぐ疑問、議論に次ぐ議論は、長丁場では特に観客を疲弊させる。だから、見ている人に少し考えたり、頭を切り替えたりして欲しいタイミングで目次を入れる。


 ではその効果のほどは?


 こればっかりは自分よりも「観客」のみなさんに聞いてもらったほうがいいんだけど、ある人曰くには、「あまりにも滑らかでつい説得されそうになる」そうだw。だからそれなりに自信は持っている。