あと、エロゲーと普通のゲームのこと


アキバ系は不愉快だし不要です。 - 電波受信記録


より、本筋とは関係ないところで。

エロゲーム(某大学教授様ご推薦)に泥沼に咲く薔薇のごときシナリオがあろうとも、所詮はポルノだろという偏見を捨てることが出来ない。


 ゲームという媒体は元々、とても性表現について不寛容だったように記憶している。世間様が「子ども向け」とみなす媒体にはつきものの話ではある。


 故に「性的な描写」を、それがどんな形やレベルであれ、シナリオ等に盛り込もうと思ったら、いろんなレベルでゾーニング完了している「エロゲー」として売るしかなく、その結果それはもはや「普通のゲーム」とは流通経路のレベルで異なってきてしまう、ように僕の目には見える。


 その辺がたぶん、小説や映画とはずいぶん状況が違うところで、例えば小説「愛の流刑地」は普通の本屋で普通に売れるけれども、同じものをゲームにしたら「エロゲー」のレッテル(つまり流通・販売店舗が限定されるって意味だけど)から決して逃れ得ないのではないか。普通の映画の中盤によく入ってる情交シーンなんかですら、ゲームではまずいかもしれない。業界事情とか詳しくはしらんけど。


 だから、「某大学教授」をつかまえて「『所詮ポルノ』を御推薦」とまでいうのは、なんだか可哀想な気がする、という話。