選良・公僕、王・賤民


Life is beautiful: 「天下りあっ旋全廃に反対したらもう自民党には票を投じない」バトン


 いわゆる天下り反対バトン。その是非はひとまずおくとして、その周辺には公務員を「特別な何か」と信じて疑わない人たちが散見され、香ばしい風情を感じる。


 彼らは公務員を「選良」「国の礎」と持ち上げ、あるいは「公僕」と蔑む。でも、どちらも言ってることは同じで、「公務員は見返り無しで尽くせ」だ。王と賤民はみんなと違う存在だから「汚れ仕事を押しつけても構わない」し、「いざというときは吊し上げてもいい」。「みんなと違う」彼らをどう扱おうが、「みんな」が困ることはない。「みんな」を安全圏におくために、厄介ごとは全部そいつらに押しつけちゃえ。


 で、「公務員」は誰でも選べる職業の一つであって、「身分」ではないんだけど。w
 英雄にも奴隷にも、彼らはならないよ。w